大人が繰り返し観ているのは、泣ける回ではありませんでした

はじめて観る人へ

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結論から言うと、うちで何度も再生されている回は、笑う回です。
いとこのマフィンが、口の悪いおばあちゃんを演じる回です。

この作品を大人に勧める記事は、ほぼ全部が「泣ける」「感動する」「深い」で
説明しています。うちも泣きました。でも繰り返し再生しているのは、そっちではありません。

その食い違いが、観るかどうかを決めるときにいちばん役に立つと思ったので書きます。

こんな人には向きません

  • エピソードの一覧が欲しい人 — 何話のどれという形では書きません。
  • 感動する作品を探している人 — この記事は笑いの側の話です。
  • 公式の評価が知りたい人 — うちの家庭で起きたことしか書けません。

勧め方が、ほぼ一種類に寄っています

先に、外側の話をします。

日本語でこの作品を大人に勧めている記事を並べると、言い方がほとんど同じです。
「涙の傑作」「こどものアニメでまさか泣くなんて」「深すぎる」「一緒に成長できる」。
どれも感動の側から説明しています。

間違っているとは思いません。うちも泣きました。
ただ、それだけだと、うちで起きたことの説明になりません。

うちで何度も再生されているのは、笑う回です

ここが本題です。

いとこのマフィンが、口の悪いおばあちゃんを演じる回があります。
うちはこれを何度も再生しています。

子どもが観たがるから流しているのではありません。親が観たいから流しています。

泣くために巻き戻したことはありません。でもこの回は巻き戻します。
そこがはっきり違いました。

効いているのは教訓ではなく、演技のおかしさです

なぜこの回なのか、考えてみました。

教訓が優れているからではありません。 学べることは、たぶん他の回のほうが多いです。

効いているのは、演技がおかしいことです。
子どもが大人のふりをするときの、あの微妙な外し方。
言葉選びが妙に的確で、妙に失礼で、本人は大真面目。

これは筋を知っていても消えません。 だから繰り返せます。
感動は、2回目には1回目ほど来ません。でも演技のおかしさは減りません。

繰り返し観られる回と、1回で足りる回の差はここだと思います。

泣いた場面もありますが、「感動」ではありませんでした

泣いていないわけではありません。ただ、泣きどころが予想と違いました。

家を売るかどうかが主題になる回で泣きました。
でも泣いたのは子どもの別れの場面ではなく、
父親が、家の前の看板を黙って引っこ抜く場面です。セリフはありません。

つまりうちの場合、親が決断をめぐって揉めるところで来ています。
子どもの成長に感動したのではありません。

→ ブルーイで泣いた場面には、セリフが一つもなかった

大人に効く道が、2本あるということ

整理すると、こうなります。

効き方 うちで起きたこと 繰り返せるか
笑い(演技) マフィンの回を何度も再生している 繰り返せる。筋を知っても消えない
決断(親の側) 看板を引っこ抜く場面で泣いた 1回で足りる。2回目は弱くなる

「感動する作品」という言い方は、下の行だけを指しています。
実際に再生回数を稼いでいるのは、上の行です。

そして上の行のほうが、続けられるかどうかを決めます。
泣ける回が1本あっても、それだけでは毎日流しません。

試すなら、笑える回から

だから、初めて観る大人に勧めるならこうです。

泣ける回から入らないでください。笑える回から入ってください。

泣ける回から入ると「いい作品だった」で終わります。
笑える回から入ると、「子ども向けだと思っていたのに、大人が声を出して笑っている」
という状態になります。そこが続けるかどうかの分かれ目になります。

どの回から観るかは、別にまとめています。
→ ブルーイはどの回から観ればいいか

まとめ

うちで何度も再生されている回は、泣ける回ではなく笑う回です。
マフィンが口の悪いおばあちゃんを演じる回です。

大人に勧める記事はほぼ全部が「感動」で説明しますが、
繰り返し再生されているのは、そっちではありませんでした。

効いているのは教訓ではなく演技のおかしさで、
そこは筋を知っても消えないので、何度でも観られます。

泣いた場面もありますが、それは親が決断で揉めるところでした。
子どもの成長に感動したのではありません。

大人に効く道は2本あって、続けられるのは笑いの側です。

次に困ること

そもそもこの作品が何なのかは、こちらに書いています。
→ 万博のオーストラリア館で見たあの犬は何だったのか

何歳から観せられるかは、うちの実例を書いています。
→ ブルーイを1歳から観せてみた

怖い場面がないかを気にしているなら、こちらです。
→ 怖がりの子でも観られるアニメを探していて、ブルーイに行き着いた


この記事の情報の出所について

万博でオーストラリア館を訪れ、そこでブルーイを知りました。
以後、3シーズン全話を家族でおよそ4周し、英語版でも通して視聴しています。
子どもは1歳から観始めて、現在2歳です。

どの回を繰り返し再生しているか、どこで泣いたかは、うちの家庭の記録です。
エピソードのタイトルは、公式に確認が取れたものだけを書く方針のため、
本文では内容での説明に留めています。

「勧め方がほぼ一種類に寄っている」というのは、
日本語でこの作品を大人に勧めている記事を検索して並べた印象です。
各記事の本文は引用していません。

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